2021年のブラックミュージック月間を記念して、ハウスDJ／プロデューサーのハニー・ディジョンがスペシャルミックスを作成し、ブラックミュージックについての考えや、その豊かな音楽遺産が自身の作品にどのように生かされているかを語ってくれた。 「ブラックミュージックは宇宙のバイブレーションであり、コミュニケーションでもある。それは魂が音を通してコミュニケーションする手段だといえる。世界はブラックミュージックとそのカルチャーが大好きで（ただ黒人が好きではないだけ）、私たちは人間性が奪われた中でも、リズムアンドブルースや、ジャズ、ゴスペル、ヒップホップ、ディスコ、ハウス、そしてテクノといった最高レベルのアートを生み出してきた。Nikki-OとAnnette Bowenをフィーチャーした私の最新シングル「Downtown」は、ディスコにおけるゴスペルの影響を色濃く残す一曲。そこに、ハウスミュージックにジャズの要素が取り入れられた、Derrick Carterによるファイン・ヤング・カニバルズの「Johnny Come Home」のリミックスをブレンドすることにより、まさにブラックミュージックの豊かな音楽遺産と影響力を示す完璧な一例となっている」